6/3/04 Thursday. in Nishinomiya

tambourine12182004-06-03


少年事件や、北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国)との交渉や、イラクの情勢や、いろいろなことをいろいろな人がメディアで論じているけど、なにか、腑に落ちないモノを感じてしょうがない。

いったい何か腑に落ちないか?、受け取るワタシがヒネクレだからか、論じている人の「眼」の位置が一方的に感じてしまうのだ。一般のオトナから見るコドモの”異常な”行動、一般の日本政治の常識から見る”不可解な”北朝鮮、一般の日本社会から見る”かわいそうな”イラクの人たち・・・。

テレビの視聴者にわかりやすく解説しようという努力はいいんだけど、「こちら側」にばかり立って、語られている「向こう側」の立場と本音をキチンと掘り下げないと、果たしてその論説に効果はあるのだろうか?

人間には(よくも悪くも)あらゆる可能性があると思う。「理解を超える」なんて評論する人はまず世界観を広げることが必要かもしれない。視野が狭いと、死角からの矢が突然刺さってパニックになりかねない。