7/1/05 Friday. in Nishinomiya
ちょっと出遅れな蹴球記事をつらつらと。
準決勝2試合〜3位決定戦〜決勝と全部地上波で中継してくれたおかげで、いやーとってもおなかいっぱいな気分。前回大会の低調ぶりを思い出せば、今回のコンフェデは大成功に思います。やっぱ曲がりなりにも大陸王者の集まりだけあって、各チームのプレースタイルはそれぞれ個性的で毎試合違った楽しみがありました(地上波ではチュニジアチームだけ放映なし。惜しい!)。伝統的なドイツの試合と言えば最終盤まで試合が動かず眠りこけるようなゲームが多かった印象ですが、クリンスマンの仕事は劇的ビフォーアフターですな。まるで振り子のような試合展開はテレビで見てても得点の匂いが漂ってきて、飽きることなくみてました。パッと見オーバーエイジを入れた五輪代表のようなこのドイツチームのこれから1年を誰かドキュメンタリー番組にしてくれんかなあ。。。
ブラジルはなんかもうイリュージョンのようなサッカーでワタシも感動極まり笑ってみてましたが、メキシコは素朴に素晴らしいチームでした。そんなに背も高くなく、ヨーロッパの一流クラブ所属ってわけでもなく、でも個々人の技術はとってもしっかりしていて、不要なファウルを与えないサラサラ流れるようなサッカー。自分たちのパスワークに絶対の自信があるのかゴールキックは長いのをまったく蹴らないし、選手がマジメによく走るので攻守のバランスは崩れないし、ロナウヂーニョやリケルメみたいなギラギラ光る選手はいないけど11人がうまくまとまっている姿は日本代表が今イチバンお手本にすべきチームの姿なように思いました。タイプが似るあのようなチームとは本戦では最もあたってほしくないですね。中立で見てる分にはおもしろいのですが・・・。
あ、オーストラリアのAFC転籍が決定したみたい。次回大会も4.5枠がもらえるのかも含めて、喜望峰への道はもっと波高いようです。。。