3/15/04 Monday. in Osaka

スペインの総選挙、事前に圧勝の予想だった与党が惨敗し、”イラクからの撤兵”を公約にした野党が勝利した。
それもこれも、おそらくはあの忌まわしき「列車テロ」のせいだろう。

「首都」の「中心駅」を狙って、最も混雑する「朝の通勤時」に「複数の路線」で「同時多発」させる。9年前のオウム一味の地下鉄事件と驚くほど手口が似ている。オウムの稚拙な”終末論”は頓挫したが、いわゆる「アルカイダ(この組織がいったい何なのか、正確にわかっている人間は果たしているのか?)」の用意周到な戦略は、おそらくもっとも民主主義が成熟しているであろう、EU加盟国の政権をも代えてしまった。


「牛丼消滅」が紙面を賑わすわたしたちの国で、いざこのようなテロに直面した時、自分たちのコミュニティはパニックをどのくらい回避できるのだろう??