3/2/04 Tuesday. in Osaka

まあワタシもかなーりの頻度でこの手のアルコール缶にはお世話になっているんですが、今日はそうじゃなくて海の向こうのこと。


今年は夏季オリンピックの年ですが、アメリカの大統領選挙の年でもあります。その中で今日は、"Super Tuesday"と呼ばれる日。アメリカ大統領選挙が、”アメリカ”大統領のみではなくなってから久しいですが、「これから4年間の世界の舵取り役」には、選挙権のないワタシでも関心がうまれます。

選挙の仕組みはなかなか複雑で、ワタシもよくわかってないんですが、アメリカは2大政党制(共和党民主党)で、その政党の正式候補は、党員が州ごとに投票したその結果をもとに全国党大会(8月?)で決める、というやり方。んでその年の3月第1週火曜日は、アメリカの中でも主要な(New York, California, Ohioなど)10の州で一斉に「予備選挙」があるそうです。デカい州が一気に投票して趨勢が決まるから、「前半戦のヤマ場」と称されるのでしょう。


民主党共和党現職ブッシュ大統領へのチャレンジャーを決めるわけですが、”ヴェトナムの英雄”ケリー氏が「イラク戦争反対!」を旗印に、今までの予備選挙で”20戦18勝”と圧倒的。対抗のエドワーズ氏は、ケリー票を奪うために「自由貿易反対!」を言い出したら、失業不安に駆られる労働層からの結構な支持を集め、当初の「ケリー楽勝」ムードはなさげです。戦争への嫌気、景気の悪さ、増えつづける赤字・・・11月の本選挙では、どのような結果が待っているのでしょうか??

(追伸、ちなみに、ケリー氏の本名はJohn Forbes Kerry。=JFK、です。1960年代に一瞬光った、あの偉大な大統領の魂を受け継いで欲しいと思うのは、ワタシだけでしょうか??)