9/6/04 Monday. in Nishinomiya

ロシアの学校占拠は、新たな事実が伝われば伝わるほど目のあてどころのない悲惨さになってきた。

計画的に狙ったらしいその施設は小学校。いくら易いとはいえ、そこをターゲットにするのは卑劣ではないか?
それともロシア中央政府は、チェチェンの人たちに同じくらいのむごい仕打ちをしてきたのだろうか?

10年前、ウガンダの部族対立で三百万人が虐殺されたとき、いわゆる先進国はそのことにほとんど知らんぷりだったのではないかと思う(現在のスーダンDarfur地方もそうだ。そこで何が起きているか、いったい日本のどれくらいの人が知ってるのだろう?!)。テロルは確かにあくどい。だけどとりあえず一点、押さえておきたい。テロ行為だけを絶対悪にしているとブッシュのような全面的絶対的善を騙るペテンが現れて世界はもっとひどくなる、ということだ。