10/23/04 Saturday. in Nishinomiya

全国から送ってもらったドングリを森の中にばらまいてクマに食べてもらおう、なんてことをやってる団体があるようです。

ホームページを見てみると、「当協会は、ドングリを奥山に送ることについて、奥山生態系保全に問題がないか、専門家と何年間も奥山に入り科学的に研究してきました。検討に検討を重ねた結果、実施しております。」とありますが、具体的にどこの生態学者と研究してきたか、どんな検討をしたのかなんて資料はなく、「すべて、人間が原因を作りました。」というコトバに代表される”感情論”が先走っているような、そんな人たちにどうしても見えてしまいます。人間が原因をつくったのなら、その人間ができるようなドングリ散布なんていう中途半端な行為は全体の自然のバランスを乱しこそすれ、整えるものでは決してないように思えるのですが・・・。